最近のコメント

控え室は、孤独

皆さんご機嫌いかが?
なっきーです。

今回はポコピカソンの控え室での様子を報告します。

いつもポコピカソンの控え室は、静か。
だと、なっきーは思っている。

だって、必要以上のことは何も話さないカナトと一緒だからだ。(※1)

カナトは、私のことを「なっきーは独り言が多い」と、よく言うが、私にとったらそれが普通なので、2人でいるのにこの控室の静けさの方が不思議で、なぜかたまらなく孤独感を感じることもある。

カナトは、ただただ静かなのではなく、こんな風に世界に入っているから、私も静かに息を潜めている。(つもり)

カナトがこうして壁向いてうなだれてるいるのは、別に落ち込んでいるわけでも反省しているのでもない。

世界に入っているのである。(※2)

だから、邪魔は絶対にしちゃダメ。
いつもの独り言も、ぐっとこらえて機械でブンブン、、、。

なっきーも自分の世界に入って、ひたすら戦う。

あぁ、なんて孤独なんだ。

そして、ついに今回、1回目の出番前に
「なっきー、先にステージに行って待ってるから、頑張って1人で準備するんだよ」と、置いていかれた。(※3)

これはご主人様と車で出かけて、楽しい散歩だと思っていたら「仕事が終わるまで、ここで待っていてね」と車の中にポツンと残された愛犬の気持ちと一緒だろう。

言いようもない不安。

「なんで?なんで?」叫ぶ私に容赦ないカナト。
「頑張って間に合わせて」
「・・・・・。」

「間に合わないかもしれない 」という、半端ない不安に押しつぶされそうなわたし。

この感じって1人の時は感じないのに、なんで2人だと感じるのでしょう?
(あ……まてまて、1人の時は、不安につぶされる事すら
考える余裕がないほど、いつも、すでに、泣いている)

きっと、イベント担当者様はよくご存知ですよね、泣き叫ぶなっきーを(笑)

いかん!いかん!
もっと強くなろう! なっきー!
頑張れ! なっきー!

って、毎回1人でカツいれて、過ごしているんだよね。

そして、ステージに
走って到着した時のカナトの一言。

「間に合ったんじゃん。間に合わないと思ってた」

それだけかいっ!!!!!!!!!(※4)

こうして毎回、孤独感満載で過ごしているなっきーです。

本当に毎回、戦い。

【カナトより補足】

※1:なっきーがひとりで盛りあがってるから入る余地がない。

※2:確かにこれは怖い。でも瞑想しているのではなく、壁を使ってサウンドアクトの練習をしているのです。

※3:僕が控え室を先に出ていったのは、音響さんとの打ち合わせのためです。「なんで?なんで?」じゃないよまったくっ。

※4:今まで間に合わなかったことが何度もあるのです。間に合ったことに驚きが隠せません。

ひとりの時のなっきーを、もちろん見たことはありませんが、この文章を読んでわかりました。

きっと想像を超えるひとりごとで、控え室は大にぎわいなのでしょう。

なっきーひとりだと思って控え室を訪れた方々は、賑わしい声が聞こえてきてきっと誰かと電話でもしているのだろうと最初は思うはず。

でもドアを開けてみると電話をしている気配はない。

そしてこう感じるのです。

「なっきーさん、交霊してる……」

皆さん、1度ポコピカソンの控え室をこっそり覗いて見てください。