カナトです。
なにをカッコつけとんじゃと言われそうですが、後ほど説明いたします。
さて本日の現場は宇都宮。
北関東最大都市、宇都宮。
住みよさランキング上位の宇都宮。
餃子でおなじみ宇都宮。
森昌子に大島優子の宇都宮。
とにかく宇都宮の幼稚園です。
なっきー様にアテンドして頂き、今日はおひとり様ステージ。
なっきーにアテンド(付き添い)して頂く現場は、ご覧のようにカラフルなお花の書き割りがお借りできるのでステージも華やかです。
書き割り。
ご存じですか? 書き割り。
書いたものをいくつかに割って使えるから『書き・割り』。
舞台用語のひとつだそうです。
なっきーのお花の書き割りは、車でコンパクトに持ち運べるよう折りたたみ式になっております。
以上、舞台豆知識でした(笑)
さてさて、話を戻しましょう。
今回はショータイムまで余裕があり、準備もスムーズだったおかげでこの通り。
着替えも早々に終わらせて、音源と演目の確認中。
それが終わってもまだ時間があまる。
これはシャッターチャンスだということで、トップの画像です。
なにをやっとるんじゃと思われそうですが、立派な緞帳バックにこんな写真撮れるチャンスもなかなかないので。
こんな余裕ぶちかましてるうちにそろそろ子どもたちが入場してくるお時間。
やば、そろそろ幕の後ろに引き上げねば。
緞帳裏から耳を澄ますと、会場に小さなお客様がざわめいておる。
良きBGMです。
みんな楽しんでくれるかな。
ワクワクする瞬間ですね。
さぁ、カナトのマジカルステージ、はじまりはじまり!
幕が開いてまずびっくりしたのが、見てこれ!
カラフルな帽子のお花畑!
ステージの書き割りが負けそうなくらい鮮やかではないか!
しかも子どもたちが元気!
子どもショーお約束である「声が小さいぞ、もう1回!」がいらないくらい、始めっから元気元気。
負けないように声を張り上げます。
アリーナコンサートのミュージシャンのように「ノッてるかぁ! うつのみやぁぁぁぁー!!!!」と叫びたくなる気分を押し殺しつつ、まじめに楽しく、練り上げたネタを披露します。
今回は、手遊びに始まりクイズや不思議なパフォーマンスを詰め込んだお得意のコミカルステージ。
これまたなっきー様から拝借した動物パネルクイズ。
なっきーが長年愛用している年季の入った鉄板ネタです。
たった2分半程のネタですがこれで子どもたちとの距離がグッと近くなる魔法の遊び。
It’s a magical!
さらに動物の不思議なイラストネタ。
ただの動物イラストなんですが、子どもたちはこのネタを披露すると………。
ご覧の通り、ゾンビになります(笑)
いつもちびっこゾンビたちに襲われ、命からがら脱出するのです。
そして先生にお手伝いいただいてのパフォーマンス。
先生とふたりで不思議な演奏会です。
先生にはもう少しアシスタントをお手伝いいただきましょう。
カナトおハコ『マジカルクッキング』。
先生のアシスタントはご覧の通り、立ち姿もバッチリ決まってます!
そんなこんなであっという間の45分。
ラストはみんなで体動かして終了です。
ショー終了後はハイタッチでみんなとお別れ。
最後までみんなの笑顔を見ることが出来て幸せでした。
今、世間ではコロナコロナで大騒ぎですね。
テーマパークをはじめ、人が集まる施設や学校、園にまで影響が出ており、僕らのようなパフォーマーが呼ばれる場所も規制・延期・中止などが相次いでおります。
このハイタッチもその影響ひとつで、子どもたちからの感染、また子どもたちへの感染などの安全を考慮して接触を控える動きがあります。
とても残念ですがとても大切な配慮です。
ハイタッチをしてみんなとお別れできたのはこの園が最後。
マスク不足や高額な転売、ネットに流れるデマもしかり、一刻も早くこんな恐怖や困惑混乱から解き放たれる安全な日が来るといいなと願うばかりです。
なんだか湿っぽい締め方になってしまいましたが、子どもたちや保護者様、先生たちの笑顔をお届けできるよう、安全で楽しいステージをこれからも作っていきたいと思っています。
今回一緒に遊んでくれたみんな、また一緒に楽しめる日を、初めて伺わせていただく所はお会い出来るその日を、皆さんに楽しんでいただけるネタをこしらえ心から楽しみにお待ちしております。
手洗いうがいを忘れずに、みなさん体にはくれぐれも気をつけて健康にお過ごしくださいませ。
カナト