こんな事が起きるのだろうか?
かつてない事件の起きた日。
こども園・保育園・支援センターほか町の子供たちの集まる、宮城県のある町の教育委員会開催の「子供のための観劇会」。
この広いホールに、町の子供たちみんなが集まるとのこと。
気合いバッチリのポコピカソンです……..が!
いきなりハチさんに追い回されて、逃げ惑い…….。
試行錯誤でハチさんの動きを封じ込めました。
色々お察しください。
さて、気を取り直して、スタートは10時から。
あと23分!
今から着替えたら余裕すらありそうな時間。
カナトは前日那須に前泊。
朝方まで準備し、早朝5時出発!
いつも通りの2人……。
ショーがスタートするまでは。
本番スタート。
今回のオープニングは、ちょっと楽しくジャーンプ!なんかしたりして。
楽しくスタートしたの。
子供たちの笑いも手拍子も、いきなりノリノリ!
ところが…….挨拶の前に、異変を察知したカナト。
「ちょっとなっきー、マイク音出てないんだけど」
そんなはずはない。
リハーサルもちゃんと出てた。
何なら、出番直前の影マイクの声も出ていた。
それが、ステージに出た途端に消えたのだ!!!
「なっきー地声で行く!!」
こうなったら強硬手段だ。
カナトは色々手を尽くしてくれた。
でも、何をしても 出ない。
地声の割には、しっかりと大声でしゃべりまくるなっきーは、このとおり↑↑
いつもと何も変わらず元気そのもの。
ショーはいつものように順調に進んでいく。
子供たちは常にハイテンション。
どんなクイズも大きな声でどんどん答えてくれます。
すごい、元気すぎる!!!
カナトの音の魔法も目をくりくりしながら、夢中になっています。
ここで・・・なっきーの、こだわりのバナナ登場~~!!
地声で叫んで~叫んで~叫んでいたら~~~
カナトがついに動いた!!!
なっきーに、カナトのマイク受信機を装着。
いっきに声がマイクに乗って、いいかんじ!
好き勝手しゃべりながら進めるなっきー。
でも、そんなに重要なことを言っているわけではなく…….。
「バナナが、着てるバナナが邪魔で………。またにバルーンのバナナが挟めん!」など、自由すぎる発言。
(先生にはウケていたからいいかな???)
そんなバカなことばかり言っていたからか、すぐさまマイク没収。
でもマイクなくても、なっきーの勢いは止まりません。
な「バルーン、あそこにほかってあった!」
カ「ほかって、は名古屋弁。こっちでは通じないよ」
みんなポカーンとしている。
※名古屋では「捨てる」ことを「ほかる」と言う。宮城では「捨てる」ことを「投げる」と言うらしい。
さらに出たのが・・・
な「ちょっとみてみー」
※名古屋弁で「ちょっと、見てみなさいよ」の意味。
なぜ、今回こんなに次々名古屋弁が出たのかは不明。
自由ななっきー。
どんどん進む中、音楽が上手な「しんご先生」にお手伝いお願いして不思議なカナトの音のパフォーマンスでどよめきます。
その後は仲間の楽しい先生も一緒に体を張って遊んでもらいます。
ここでなっきー、カナトの受信機を再びもらってマイク復活。
カナトは会場のハンドマイクをお借りして、進行。
先生たちのパフォーマンスも最高です♫
そしてそのままエンディングの「うさぎのPEACE」
会場は割れんばかりの大きな声をだして・・・
お別れです。
最初のトラブルで、ハラハラする場面もありましたが子供たちのおかげで最後まで走り切りました。
先生も温かく見守ってくれましてありがとうございました。
マイクが突然でなくなる。このような事態ははじめてで台本に沿って、カナトが「急遽受信機をパートごとに渡す」という方法を選んだのにも驚き、感心しました。
カナトのおかげでつながったと思っています。
機械は過信してはいけませんね。
この日から、必ず予備マイクをつなげて準備するようになりました。
多くの学びがあった一日でした。
そして、翌日大切な司会の仕事を控えていたなっきーの喉の具合を心配してくれていたカナト。
本番中には、制御不能になるなっきーなので、大声いっぱい出しちゃいましたがやさしい相棒に感謝です。
さて、最後はにこやかに記念写真を撮って終了!!!
帰り際まで皆さんそろってのお見送り嬉しかったです。
町の子供たちが全員あつまる、という貴重なイベントにポコピカソンにお声がけ下さいましてほんとうにありがとうございました。
色々なことが起きた忘れられない貴重な一日でした。
もし機会をいただけましたら、マイクトラブルなく完璧の状態で最後まで一気に走るショーを次回お見せ出来たら幸いです。
最後に……私はひそかに思っていた。
このマイクのトラブルは、あのハチさんを封じ込めたからなのかも、と…….。