今回の現場は福島県白河市。
前日の夜、準備とリハーサルのためになっきー邸に乗り込みます。
「カナトが来る前に小道具とか全部やっておくわ!」
張り切って言い切ったなっきーでしたが、到着してみると
「聞いてよぉ、掃除だけで朝の8時から昼の3時までかかっちゃってさぁ。それから問い合わせのメールがあって、先方から連絡あって、なんだかんだしてたら今よ」
別に何もおどろきゃしませんよ。
いつもの事です。
そんな奇跡を起こしてくれるほど神様も暇じゃない。
なっきー邸のリビングはもはや居住スペースではなく作業部屋と化しており、工房状態。
それぞれが分担して作業すること数時間。
あっという間にこんな時間。
昼じゃないよ、夜中の0時。
この時点で何割出来ているのかよくわかりませんが、何やらボヤきながら黙々と何かを作っています。
いつもの独り言が炸裂しています。
こんな時、なっきーの話に返事をしてはいけません。話しかけるなどもってのほかです。
なっきーの独り言は、パッと聞くと話しかけているように聞こえます。
でもよく聞いてみると、たいていが自己解決する内容だったり、赤ちゃんやペットに話しかけるのと同じで、返事を求めてない独り言が非常に多い。
言葉を返せばたちまち話は脱線し、作業の手も止まり、どんどん終了時刻が伸びていきます。
この時点でリハーサルがまだ出来ていないなんて恐ろしくて考えたくもない時間帯に、ようやくお互い作業の手を止めて立ち上がります。
リハーサルを終えてまた作業再開したなっきー。
今度はステージセッティングの図面を作成し始めました。
なんなんだその姿勢は。
座るための椅子までもテーブル化しているため座れないのでしょう。
作業はまだまだ続きます。
4時20分。
繰り返しますが夕方じゃないよ。
これはもう夜中ではなく早朝。
僕はここでダウン。
起床時刻が迫ってきたので、少しでも寝たい僕はひと足お先に就寝です。
おやすみなさい。
おはようございます。
一瞬で朝 (ll๐ ₃ ๐)ウソ-ン
いや、寝た時間がそもそも朝。
なっきー様は…….
まだやっとるんかーーーーぃ!!!!!
しかも、ちゃんと出かける支度を終えて出発時刻ギリギリまで粘ります。
寝る時間を惜しんで働くこの姿に、
「なっきーさん凄い!タフ!パワフル!」
という声が聞こえてきそうだ。
しかし、僕としては無駄な時間を惜しんで寝て欲しい。
睡眠不足の時のなっきーは、7割ポンコツ、あとはアドレナリン2割と勢い1割で起きているようなものだ。
こういった準備を前日までに終わらせておくという概念がこの人にはないということを、今までも散々お伝えしてきたつもりなので、ここにきてとやかく言わないが、やっぱり寝て欲しい。
そんなこんなで挑んだ今回のステージ。
いったいどうなることやら。