栃木で朝から現場がある時は、なっきー邸に宿泊します。
今回はなっきーの知られざる一面と共に、現場前日の様子をご報告いたします。
まずこの日は夕方に那須塩原駅に到着。なっきー号が送迎です。
「灯油買わないと行けないからガソリンスタンド寄るわ!」
「家の近所は高いからここにするわ!」
「なんてこと! ここも高いじゃない!」
のっけからガソリンや灯油の値段に大騒ぎしながらガソリンスタンドを出ると、
「冷蔵庫になにもないの! ピーマンときのこを買いに寄ります!」
スーパーに到着。
「現場から帰ってきたらね、サカキが枯れてたのよ!たった3日でよ。ありえないでしょ! だからサカキとお酒も買うわ!」
意気込んでスーパーに走るなっきー。
スーパーから出てくるなり、
「ありえない!サカキが売り切れてたの! 別の所に寄ります!」
那須に到着して早々、ガソリンと灯油とピーマンときのことサカキで大騒ぎ。
なんとか必要なものを調達し、帰宅すると今度は、灯油の給油ポンプを触りながらなにやら騒がしい。
「なんてこと! ポンプが壊れてる!」
電池切れなんじゃない?と提案すると
「このタイミングで? やだ、ほんと、電池が腐ってる! 単一電池あったかしら? あったわ!さすがなっきー。あ、そうだ思い出した! 電球替えなきゃ! 」
電池の棚を開くとそこに電球のストックもあり、それを見て思い出した模様。
「電球変えなきゃいけないことを電池交換で思い出させてくれたのね。サカキ枯れちゃったのに神様ありがとう」
このポジティブさが羨ましいです。
さて、僕は僕で明日の準備を進めていると、キッチンからまたなっきーが賑やかです。
「見てカナト! これだけ入って130円。ほんと那須っていいところでしょ?」
『サラダ用』と印字され、130円の値札が貼られたビニール袋の中には数種類の野菜が入っていました。
「見てカナト!葉っぱがツンツン! ほら! こんなに元気な葉っぱ、んもぉ幸せじゃない?」
たしかに野菜の弾力は新鮮そのもので美味しそう。
ただ、それに対してのなっきーの喜びようの方が激しすぎて圧倒されます。
その後も平野レミに負けないくらい賑やかな『なっきー’s Kitchen』は進行していき、出来上がった料理がこちら。
きのことサーモンのホイル焼き。
味はたしかです。
食事が終わると近況報告などで会話が弾み、気づくと22:00を回っていました。
時が過ぎるのは早い。
話をしながら僕は新調した衣装の帽子を仕上げます。
古いものはリメイクの予定。
「大変!明日の準備しなきゃ!」
ここから明日の現場準備です。
なっきーの準備は主にバルーン。
園にプレゼントするものから、ショーの中で使用するものまで、せっせと膨らまし、ひねります。
時間があるからと言って前もって作り置き出来ないのがバルーン。
早めに作るとその分早くしぼんでしまう。お魚と一緒で鮮度が命ですからね。
そんなこんなで出来上がったバルーンの一部を持てるだけ持って撮影。
これらがステージでどう使われるのかはショーを観てのお楽しみです☆
床についたのは夜中の2:00。
これでもいつもに比べたらよく寝れた方です。
次回はこの翌日のショーの様子を報告します。
以上、現場前日の稀に見る『これでも余裕のある現場前夜』でした。