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生みの苦しみ

ポコピカソンはいつもは子供達にあててのステージが基本です。

そんな中、なっきーのバルーンのお仕事で伺ったホテルの現場で「宴会の出演依頼」が不意に舞い込んできました。

いつもと違って、大人が中心の宴会です。

大人ばかりの宴会に呼ばれることのある、なっきーと違って「お酒の入った中での大人中心の会場」に心配の多いカナト。

台本の制作も、今までになくギリギリまで話し合い、ネタを次々入れ替えていきました。

バルーン作品も、どれをどう作って見せるのか。

その作品を、どのようにプレゼントするのか。

どうしたら、大人に参加してもらえるのか。

ふたりの話し合いは、お互い納得いかないとゴーサインは出ません。

話し合いの中で、次々問題が勃発していきます。

最終的に、前日の夜中。

オープニングに歌を入れたいなっきーと、歌が必ずしも必要ではないという考えのカナト。

最後まで悩み、ふたりの大好きな歌を入れてみることで、流れが完成しました。

今回はご家族の参加だったので、お子様も多く、ありがたいことに大人も一緒に最初から、快く手拍子や、声を出してくださいました。

なっきーのバルーンと、カナトのサウンドアクト。

交互に楽しめるように挟み込んで作り上げました。

ふたりで納得いくものを完成させるって、本当に生みの苦しみの多い事!

それでも、こうして、色々な場所で、色々な状況に合わせて、仕事のお話をいただけることに感謝するばかり。

この一つ一つの貴重な経験が「ポコピカソン」を成長させてくれています。

さて、ショーの中では、カナトから飛び出す音のマジックに不思議がるお兄さんの姿や

親子で参加する場面もあり、ポコピカソンの事もきっと覚えてくれたのではないかなーと思います。

今回お会いできた皆様、ありがとうございました。

そして、次に会う時に、さらに楽しさに磨きがかかっていますように!

頑張りたいと思います。

最後に貴重な一枚のご紹介。

今回、控え室も畳のお部屋。

珍しい事です。

いつもの真っ白な壁に向かっているカナトとは違って、障子に向かう姿も緊張感が漂っています。

そんなカナトとは裏腹に、本番中もカナトのパフォーマンスに見入ってしまい、自分の役割を忘れてお客様と一緒に観客になって笑う緊張感のないなっきー。

この絶妙なバランスが、ポコピカソンの良いところ。

それでも、完成までの道のりが、苦しいほど、終わったあと笑顔に変わります。

またひとつ、自信に繋がっていけると良いな、と思っています。

貴重な出演のチャンスを頂きまして、どうもありがとうございました。

なっきー