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とある現場の1日

7月15日。

ポコピカソンは栃木県日光市にある『ホテル鬼怒川御苑』で宴会内のお楽しみステージにお呼ばれしました。

当日の朝。

この日の入り時間は夕方なので、朝からいつものように分業で準備をするふたり。

音源担当の頭脳派カナトと体を張る肉体派なっきー様。

今回はまずパネルの修復から。

こうやって別々の作業をしながら、あーでもないこーでもないと意見を出しつつそれぞれの仕事を進めていきます。

そんな中、なっきー様の相棒オセロくんは「はいはい、ご主人様が仕事の時はボクはこうしてればいいんですね」と言わんばかりに寝床からはみ出しておとなしくしています。

夏ですね。

寝姿まで暑そうです。

さて、準備が整ったのは出発前のお昼。

ようやく朝ごはん(のような昼ごはん)です。

なっきー様の朝ごはん。

メニューも夏です。

夏バテか始まりつつある僕には丁度いいあっさりメニュー。

ちなみに左上のはきゅうりのサラダ、右下は冷奴です。

「きゅうりをね、こうやって切ると1本食べきれることに最近気づいたの」

逆にこの方がカサが増すのでは? と頭をよぎったが、この食べ方の大発見をあまりにも嬉しそうに話しているのでその言葉、口にはしません。

ご飯を済ませると出発の準備も大詰め。

出発の準備の中には愛犬オセロくんの散歩も含まれます。

「今日はね、お仕事。いい? お利口しててください。お肉あげるから。いいねぇ、お肉。ガハハハハ! お肉に反応するオセくん。贅沢おやつ! 良かったねぇお肉だよ~。お肉。ガハハハハ!」

なんか1人でそうに話しています。

いつもこうなんだろうな……( ゚д゚)

さて、出発して約1時間半。

到着したのは鬼怒川温泉。

今日は旅館の中でお仕事です。

会場となる宴会場。

広い。

ステージから見た宴会場の光景(笑)

ご飯食べながらの観覧、という感じですね。

到着してふたりが口を揃えて吐いた言葉が

「靴、なしだね」

会場は畳だったので、衣装の靴は今日はなしです。

ステージ上だけでは収まらないほどドタバタするので僕は靴下、なっきー様はタイツで挑むことを決めました。

さぁ、こうしちゃいられん。

宴会が始まる前にせっせと準備にとりかかります。

今回は搬入&撤去の都合もあり、いつものバックパネルはなし。

とはいえ「仕込み」の多いポコピカのステージは準備に時間がかかる。

黙々と準備をして控え室に戻ると、今度は流れの確認と軽いリハーサル。

着替えをすませて、いざ本番。

ポコピカで宴会に挑むのは初めてのこと。

宴会慣れしてるなっきーと、初めてで不安な僕との表情の違い。

ということで本番。

本番は心配をよそに、反応の良いお客様で良かったです。

食事をしながらとはいえ、手拍子や声出しもしっかり参加して…..いや、強制参加で会場一体となり盛り上がりました。

中には張り切りすぎてお椀に置いてある箸が宙を舞う場面も。

ショーは無事終了して一安心。

本番のあとはお楽しみの食事です。

晩御飯はバイキング。

欲張りなふたりにピッタリなお食事。

どれもこれもおいしい!

たっぷりお腹を満たしたあとはデザートタイム。

お気に入りは右上のずんだ餅。

いやぁ幸せ。

さて、このまま泊まりたい気分を押し殺して帰り支度です。

荷物を搬出し、那須のなっきー邸へ。

帰宅するとまずは荷物を運び込み、なっきー様は愛犬オセロくんの散歩へ。

これも現場終わりの仕事の一部。

真っ暗な中、散歩をするご主人様と愛犬。

遠すぎてよく聞こえなかったけど、やっぱり笑いながら会話をするなっきー様は相変わらずです。

片付けも一段落し、落ち着くかと思いきや、なっきー様のお口は止まりません。

「見て見て! かわいいでしょ? なっきーさぁ、洗濯好きじゃん? 気づいたら毎日洗濯してるの。だからこれ」

見せてくれたのはスタンプ。

「だからこれ」の意味はよくわからない。

洗濯が好きで毎日洗濯してる人が、これをどこに押すのか。

洗濯した日を押すのかな。

カレンダーは毎日洗濯マークじゃん。

次に見せてきたのはこれ。

「請求書在中」

急にリアルなスタンプ。

確かにかわいい。

いや、スタンプがどうこうではなく、とにかくお口が忙しいなっきー様。

愛犬も呆れています。

「ほんとよくしゃべるな。どうでもいいけどおやつくれ」

オセロくんは毎日なっきーのおしゃべりをこんな顔して眺めているのだと思います。

夏本番。

元気だけが取り柄のポコピカソン。

しっかり食べてこの夏も乗り切ります。